AI連携 (MCP)
Claude などの AI に話しかけるだけで、Pigeon Workflow のワークフローを作れるようになる仕組みです。
これは何か
MCP は、AI とサービスをつなぐための標準規格です。AI はワークフローを作る・調べる・直すところまでを行います。MCP にはワークフローを実行・削除するツールはありません。ただし、API キーに「ワークフロー実行」の権限があり、AI が HTTP を直接扱える環境(コマンドを実行できるタイプの AI ツールなど)では、MCP とは別の経路で実行できます。
AI が作ったワークフローは必ず下書きになります
公開 API や MCP からワークフローを有効にすることはできません。動かすには、編集画面で内容を確認してから有効にしてください。AI が勝手に動き出すワークフローを作ることはできません。
できること
新しいワークフローを作る
こう頼む: 「Webhookで受け取ったデータを要約してSlackに送るワークフローを作って」
AI がすること: ノード一覧と設定項目を調べ、定義を組み立て、保存前に検証してから作成します。
失敗の原因を調べて直す
こう頼む: 「さっき作ったワークフロー、実行が失敗してるから原因を調べて直して」
AI がすること: 実行履歴を読み、失敗したノードを特定して設定を修正します。
ワークフローを一覧で確認する
こう頼む: 「今あるワークフローを一覧で見せて」
AI がすること: 組織内のワークフローを取得し、一覧として表示します。
使う連携を切り替える
こう頼む: 「このワークフローで使っている Google 連携を、別のアカウントに切り替えて」
AI がすること: 接続済みの連携を調べ、対象のワークフロー設定を更新します。
作りかけの内容を確認する
こう頼む: 「作りかけのワークフローに問題がないか確認して」
AI がすること: ワークフロー定義を検証し、保存や実行を妨げる問題と注意点を確認します。
前提条件
接続には API キーが必要です。キーを発行できるのは組織管理者のみで、組織管理画面の「API キー」から発行します。
必要なスコープ
workflows:read と workflows:write を付与してください。実行履歴を AI に見せる場合は executions:read も必要です。キー発行時に「読み書き」を選んだ場合、ワークフローの実行権限は含まれません。実行させたい場合のみ executions:execute を個別に追加してください。テストモードのキーでは、本番のワークフローを参照できません。
接続する
接続先 URL は次のとおりです。
接続先と認証
URL: https://app.pigeon-workflow.ai/api/v1/mcp
認証: Authorization: Bearer <APIキー>
Claude Code(動作確認済み)
Claude Code では、次のコマンドで接続できます。
claude mcp add pigeon-workflow --transport http https://app.pigeon-workflow.ai/api/v1/mcp --header "Authorization: Bearer ac_live_..."
Cursor / VS Code / その他の MCP クライアント
次はカスタムヘッダを設定できるクライアント向けの一般的な設定例です。これらのクライアントでの動作確認はしていません。
{
"mcpServers": {
"pigeon-workflow": {
"type": "http",
"url": "https://app.pigeon-workflow.ai/api/v1/mcp",
"headers": {
"Authorization": "Bearer ac_live_..."
}
}
}
}現在接続できないクライアント
Claude.ai の Web版・デスクトップアプリ、および ChatGPT は現在接続できません。これらは OAuth 接続のみ対応のためです。今後の対応を検討しています。
AI ができること一覧
| ツール名 | 何をするか | 種別 |
|---|---|---|
get_account | 接続している組織とテストモードかどうかを確認します。 | 読み取り |
list_node_types | 利用できるワークフローノードの種類を調べます。 | 読み取り |
get_node_schema | ノードに必要な設定項目と入出力の形式を調べます。 | 読み取り |
list_integrations | 接続済みの外部サービス連携を調べます。 | 読み取り |
validate_workflow | ワークフロー定義を保存前に検証し、問題点を確認します。 | 読み取り |
create_workflow | 検証したワークフロー定義を新しく作成します。 | 作成/更新 |
list_workflows | 組織内のワークフローを一覧で調べます。 | 読み取り |
get_workflow | 指定したワークフローの定義と設定を取得します。 | 読み取り |
update_workflow | 既存のワークフローの定義や設定を更新します。 | 作成/更新 |
list_executions | ワークフローの実行履歴を一覧で調べます。 | 読み取り |
get_execution | 指定した実行の結果と詳細を確認します。 | 読み取り |
MCP のツールからワークフローの実行と削除はできません。
権限とセキュリティ
API キーの扱いにご注意ください
API キーは組織管理者の権限に相当し、組織内のすべてのワークフローが対象です。他の組織には一切アクセスできません。使わなくなったキーは組織管理画面から失効できます。
確定済みの手順を持つワークフローは、AI から定義を変更できません。 誤った更新で動作が壊れないように保護されています。
AI によるワークフローの作成・更新は記録に残ります。 いつ、どの API キーが、どのワークフローを操作したかを確認できます。
連携設定(Google や Slack などの接続)に保存されたアクセストークンやパスワードそのものは、AI に渡りません。AI が受け取るのは連携の名前と ID までです。
認証情報は自動的に伏せ字になります
ノードの設定欄に入力した認証情報は、AI に渡る際に自動的に伏せ字になります。伏せ字のまま AI が更新しても、元の値は保持されます。ただし、完全な保証ではないため、認証情報は連携設定やシークレット機能に保存することをおすすめします。
AI クライアント側で「ツール実行前の確認」を有効にすることをおすすめします。 意図しないワークフローの作成や更新を防げます。
会話の内容と取得したデータは、利用中の AI サービス(Anthropic・OpenAI 等)に送信される点に注意してください。
うまくいかないとき
| 症状 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 接続できない・401 | キーが失効している、期限切れ、または Authorization: Bearer の形式が違う可能性があります。 | 組織管理画面でキーの状態を確認し、ヘッダの形式を見直してください。 |
| 403 が返る | キーに IP 制限が設定されており、接続元の IP が許可されていません。 | 組織管理者に IP 制限の設定を確認してもらってください。 |
| AI がツールを使ってくれない | AI が MCP の利用を選んでいない可能性があります。 | 「Pigeon Workflow の MCP を使って」と明示的に頼んでください。 |
| 「権限がありません」と言われる | キーのスコープが不足しています。 | 組織管理者に、必要なスコープ付きでキーを再発行するよう依頼してください。 |
| 「連携されていません」と言われる | 対象サービスがまだ接続されていません。 | 設定画面で該当サービスを連携してから、AI に「連携したのでもう一度」と伝えてください。 |
| 作成したワークフローが実行されない | AI が作成したワークフローは下書きで作られます。 | 編集画面で内容を確認して有効にしてください。 |
よくある質問
料金はかかりますか?
ワークフローを調べる・作る・検証する操作に AT はかかりません。AT を消費するのは、実際にワークフローを実行したときだけです。
AI が勝手にワークフローを消したり実行したりしませんか?
MCP には削除・実行のツールがないため、MCP 経由で消したり実行したりすることはできません。AI が作ったワークフローは必ず下書きになり、勝手に動き出すこともありません。ただし、API キーに executions:execute があり、AI が HTTP を直接扱える環境では、MCP とは別の経路で実行できます。「読み書き」を選んだキーには実行権限は含まれないため、実行させたい場合のみ個別に追加してください。
一般ユーザーでも使えますか?
API キーを発行できるのは組織管理者のみです。
作ったワークフローは編集画面で開けますか?
はい。通常のワークフローと同じように編集画面で開けます。
他の AI ツールでも使えますか?
カスタムヘッダを設定できる MCP 対応クライアントなら利用できます。